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2015年9月27日日曜日

タイの僧侶

仏教国のタイでは男子に出家を義務付け、タイ国内で約50万人もの僧が日々寺で修行をしています。
出家した者は、髪とまゆを剃りあげ、服装はオレンジ色の僧衣を斜めにかけます!
20歳以下の僧はネーンと呼ばれ、20歳位上の大人はプラと呼ばれます!
ちなみにタイの仏教は上座部仏教であり、インドから伝わった仏教です。
タイで僧は神聖な人と位置され、周りの人はどんな時でも僧侶を優先し電車の座席を譲ったり、道を開けたりしなければなりません!

また、僧になれば200以上もの戒律を守らないといけません。
戒律の中には禁酒、断食(昼間12時以降)、女性との接触禁止、窃盗禁止などがあります。
現代では、このような戒律があり、厳しい修行があることから、出家に行かない若者や裏で戒律を守らない若者僧などが増えているのが少し問題視されているそうです。
私が思うに、その背景には外国文化の影響もあると思います。

その理由として私が考えるのは、多くの観光客で賑わうバンコクは、外国からの文化が多く入り込み、タイ独特の出家する文化の重要さが低くなったのではないでしょうか?
その為、残念ながらバンコク近辺であまり若い僧侶を見かけることがありませんでした。
外国の文化がタイの文化を少し狂わせてきてしまっている現実があると思います。

将来タイの僧がいなくなったなんてことにならないように、タイの僧の文化を守り続けていって欲しいです。
ちなみに外国人でも多少のタイ語コミュニケーションが取れれば、自分の希望で出家ができます!
また外国人を受け入れてくれるお寺も多くありますので是非とも探してみましょう!
私自身今度タイに行ったときは出家します。
タイに行ったときはぜひとも出家を体験して心のケアをしてみてはいかがでしょうか?

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